看護師メモ〜今さら聞けない「認知症」レビー小体型認知症編

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こんにちは🍀だーちゃんです🐾

認知症まとめ第二弾はこの病気です👇

レビー小体型認知症

だー
だー

そもそも、レビー小体ってなに?

レビー小体(Lewy body)とは、神経細胞の内部に見られる異常な円形状の構造物(封入体)である。ドイツ生まれの神経学者であるフレデリック・レビー(Frederic H. Lewy)によって初めて発見された。
レビー小体は主にα-シヌクレインでできており、一部のパーキンソン病などとの関連も指摘されている。

Wikipedia
だー
だー

シヌクレインタンパクは、シビレエイで発見されたものとよく似てるんだって!

実はレビー小体は、全身にはりめぐらされた神経のどこにでも出来うるものです。

これが中脳に沢山出来て黒質の神経細胞が50%以上壊されると、手足の振るえ(安静時振戦)、固縮、動作緩慢、歩行障害が認められ(パーキンソニズム)その他診断基準を満たすものがパーキンソン病と呼ばれます。

レビー小体が大脳皮質や脳幹部に出来て、脳神経を破壊し発症するものがレビー小体型認知症と呼ばれています。

しかし、認知症イコール物忘れ(記憶障害)と捉えられがちですが、レビー小体型認知症の場合はヒントを出せば思い出せたりします。

ちなみにレビー小体型認知症の方の認知機能障害は、視空間認知障害や注意障害が特徴的です。

視空間認知障害(しくうかんにんちしょうがい、impaired visuospatial ability)とは視力が障害されていないにもかかわらず、顔や物品の認識や物品を見つける能力の障害、簡単な道具の操作や着衣の能力の障害があることである。いずれの障害もアルツハイマー型認知症でよく認められる症状である。またレビー小体型認知症や後部皮質萎縮症(posterior cortical atrophy,PCA)でも認められる。

ウィキペディア
注意障害とは…集中力が低下し、仕事や勉強を長く続けることが困難になったり、
外見的にもぼんやりすることが多くなったり、周囲が呼びかけても返事をしないなどの変化が見られます。
また、同時に2つ以上のことが出来ない、考えられないなどの症状も見られます。
 

そしてレビー小体型認知症の初期症状は、パーキンソニズムが先行します。

つまり…

  • 手足のふるえ(振戦)
  • 動きが遅くなる(無動、動作緩慢)
  • 筋肉が硬くなる(固縮)
  • 前かがみ歩行、姿勢反射障害(姿勢のバランスが悪くなる)
  • 突進歩行などの歩行障害

初期の段階でこういった症状が出ます。

また特徴的なのが幻視です。

幻視とは、視覚を司る後頭葉が障害を受け、存在しないものが見えてしまう症状です。

よく「猫がいる」など小動物が見えたり、誰もいないのに「そこに誰かいる」と言ったりします。どんな猫?どんな人?と尋ねると、とてもリアルにどんな物が見えているか答えてくれます。

それくらい生々しい幻視を見ます。

ほかにも、

  • 夢を見ているときや寝入りばなに大声で叫んだり、暴れたりする「レム睡眠時行動障害」
  • めまいや発汗、排尿障害などの自律神経に関わる症状

などがレビー小体型認知症の初期症状として挙げられています。

症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、緩やかに進行します。

レビー小体型認知症の方は、薬剤に過敏に反応することが分かっています💊

初期の幻視やレム睡眠時行動障害、また、無動・動作緩慢、仮面様顔貌、視空間認知障害、注意障害などから鬱やその他なんらかの精神障害と誤診され、抗精神病薬を投与されて悪化するという悲しい事例もあるようです。

そしてパーキンソン症状が強くなり、自律神経症状もひどくなり、ふらつき、立ちくらみ、うまく歩けなくて転倒…といったことが増えてきます。

嚥下機能低下も生じやすく、誤嚥性肺炎のリスクも格段に上がります。

治療に使用される薬剤は、抗認知症薬(アリセプトなど)や抗パーキンソン病薬(レボドパ、カルピドパ、アマンタジンなど)が主になります。

薬剤への過敏性があるため、その人に合った適量の調整は非常に難しく医師・看護師・薬剤師等の連携が重要です。服薬して体調はどうか、薬剤の量を変更してどんな変化があったかなどを観察し医師に報告することは、とても大切です。

また、運動療法が効果的とされていますので、日常生活動作におけるリハビリテーションを行うことは非常に有用です。

特に前かがみ歩行、小刻み歩行により転倒リスクがとても高いので、環境整備や靴の選択は重要です。

幻視に関しては、レビー小体型認知症の方には「現実に見えている」ので、否定をしてはいけません。上手に付き合ってあげましょう。なるべく安心させてあげるように受け答えをしてあげてください。

そして、レム睡眠障害のあるときは、無理に起こすと夢と現実を混同し、混乱して暴力を振るうなどの危険性があるので、安全を確認しながらそっと見守るのがいいようです。

ベッドは低床、マットを敷くなどの対策も良いでしょう。

レビー小体型認知症は小阪憲司医師により発見され、1996年に診断基準が確立された比較的新しい類型の認知症です。

わたしは、何もないところでよくつまづいたり、自律神経症状が出やすくしょっちゅうめまいが起こるので、今回のまとめをしながら「レビー小体型認知症にそのうちなっちゃうかも・・・」と思いました。

おとうさん
おとうさん

単なる老化現象だ。運動しろ。運動。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

ではまた~😊🌈

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